民進党の前原誠司代表が10月に予定されている衆院選の届け出政党とならず、公認候補を擁立しない方向で調整を始めたと共同通信が報じた。自身は無所属で立候補する意向を固めたという。同党は28日午後に両院議員総会を開く。

  民進党は旧民主党と旧維新の党が合流して昨年結成されたが、7月の都議選で5議席の確保にとどまるなど党勢は低迷。前原氏は今月1日に行った蓮舫前代表の辞任に伴う代表選で選出されたばかりだった。NHKは前原氏が東京都の小池百合子知事が代表を務める希望の党に事実上合流したいという意向を示していることが分かったと報じた。

  安倍晋三首相は28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散する方針。希望の党は全国で候補者を擁立する考えで、27日に小池氏が開いた記者会見には細野豪志元環境相ら民進党出身者を含む14人の現職国会議員が同席した。

  小池氏は27日夜、BSフジの番組に出演し、民進党との連携については集団というよりは一人、一人の考え方を確認したい、と述べた。憲法改正や安全保障への考え方を判断材料とする意向も表明。希望の党の候補者は全国で100人以上になるとの見通しも示した。

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