給料アップならスイス、住みやすさはシンガポール-外国生活調査

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給料アップを望むなら、ジェッダかジュネーブに行くといいだろう。

  大手プライベートバンク、商品トレーダー、製薬会社などが集まるスイスでは、外国人の年収は平均で19万3000ドル(約2175万円)余りと世界一。この従業員らが自国で働いていた場合と比べ、54%多い。HSBCホールディングスが27日公表した外国生活の実態調査「HSBC・エクスパット・エクスプローラー」が示した。国内で働く場合との差が最も大きいのはサウジアラビアで58%だった。

  個人にとっての金銭事情とキャリア展望、地元経済の強さなどを基にHSBCが付けた経済番付では、スイスが3年連続で1位。外国人10人のうちほぼ8人が同国に移って可処分所得が増えたと回答した。ノルウェーとドイツが2位と3位、シンガポールが4位だった。

  シンガポールは総合的なランキングで3年連続の1位となった。「経験」と「家族」の項目の点数が高かった。「経験」は生活の質、現地の人との融合、住居を見つける容易さなどにスコアを付ける。「家族」はソーシャルライフと教育、子育てについて比較する。

  スイスは経済では1位だが経験と家族の項目のスコアが低く、総合では11位に後退した。地元の人との融合や親交の点で36位、多様性の視点から外国人を歓迎するかという点やソーシャルライフで46国中44位だった。

  英国は総合で35位と前年から13段階ランクを落とした。欧州連合(EU)離脱を決めたことで同国の政治・経済見通しに対する外国人の信頼が揺らぎ、ポーランドと南アフリカ共和国、トルコよりも下位になった。

原題:Biggest Expat Salary Increases Found in Alps and Arabian Desert(抜粋)
Biggest Expat Salary Increases Found in Alps, Arabian Desert (1)

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