米商務省、加ボンバルディアのジェット機に相殺関税を仮決定

  • ボンバルティアはジェット機で補助を受けていた-米商務省
  • 米ボーイングは不当な補助だと申し立てていた

米商務省はカナダのボンバルディア製ジェット機が加政府から不当な補助を受けているとの米ボーイングの申し立てを受け、相殺関税を課す仮決定を下した。

  商務省の26日の発表によると、ボンバルディアは100ー150席のジェット機で補助を受けていた。米税関は政府補助に対する暫定的相殺関税の徴収を開始する。

  この問題を巡るボーイングとボンバルディアの対立は米国とカナダの関係を揺さぶっている。トルドー加首相はボンバルディア機を巡る訴えをボーイングが取り下げない限り、ボーイング製軍用機を購入しないと表明している。

  北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の3回目の協議に当たりオタワでライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との夕食会に臨んだフリーランド加外相は米当局によるカナダ製航空機への調査に「強く反対する」と述べ、「これは明らかに米市場からボンバルディアのCシリーズを排除することを狙ったものだ」と指摘した。

  ボーイングはボンバルディアのジェット機から打撃を受けていないと米国際貿易委員会(ITC)が最終的に判断した場合は、相殺関税は撤回され得る。最終決定はボンバルディアが米デルタ航空に初のCシリーズの引き渡しを予定する来年に下される見通し。

  ボンバルディアは発表文で「米商務省の仮決定に強く異論を唱える」とした。

原題:U.S. Imposes Duties on Bombardier Jets in Blow to C Series (1)(抜粋)

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