ナイキ:時間外で株価下落、北米売り上げ見通しを嫌気

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  • 6-8月期の利益は予想上回る-海外の伸びやコスト削減が寄与
  • 北米事業は9-11月も減収続く見通し-前四半期は3%減

26日の米株式市場の時間外取引で、ナイキの株価は一時4.5%下落した。低迷する米国事業が早期に回復するとの期待が後退した。

  世界最大のスポーツウエアメーカーであるナイキがこの日発表した6-8月(第1四半期)決算では、北米の売上高が3%減少。9ー11月(第2四半期)も減少が続くとの見通しを示した。「コンバース」部門も第2四半期は減収になる見込みだとした。

  国内事業の低迷でナイキは中国を中心とする海外事業の伸びに一層依存するようになっている。海外売上高に加え、積極的なコスト削減が寄与し、第1四半期の1株利益は57セントと、アナリスト予想平均の48セントを上回った。売上高は90億7000万ドル(約1兆円)で、予想をやや下回った。

  同社は決算説明会で、2018年5月期の売上高については前年度の344億ドルから1桁台半ばの増加を見込むとした。第2四半期の利益率は、第1四半期と同様のペースで縮小するとの見通しを示した。

  こうした見通しが嫌気され、ナイキの株価は時間外取引で一時51.31ドルまで下げた。年初からこの日の通常取引終値までは5.7%上昇していた。昨年はダウ工業株30種平均の構成銘柄でパフォーマンス最下位だった。

原題:Nike Declines After Athletic Giant Gives Bleak Outlook for U.S.(抜粋)

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