独シーメンスと仏アルストム、鉄道部門の統合で合意
Oliver Sachgau、Ania Nussbaum
更新日時
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統合で中国との競争に対抗することを目指す
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フランスのマクロン政権は統合を支持している
ドイツのシーメンスとフランスのアルストムは26日、鉄道部門の統合で合意した。両社は鉄道部門で競合関係にあったが、中国との競争に対抗するため欧州地域で巨大企業を設立する。
両社の発表資料によると、シーメンスが列車、輸送車両、信号装置の生産事業をアルストムに移管し、新会社の株式の50%を保有する。新会社の社名はシーメンス・アルストムとなり、引き続きパリ地域に本拠を置く。アルストムのアンリ・プパールラファルジュ最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに就任し、シーメンスが会長を指名する。
フランスのマクロン政権は雇用について保証を得た後、今回の統合を支持した。
原題:Siemens to Merge Rail Operations With French Rival Alstom (1)(抜粋)
(2段落目以降に詳細を追加して更新します.)
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