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テーパリングを気にするな、世界の流動性はまだ増加中-JPモルガン

  • 世界全体では中銀からの資金がまだ十分に供給される
  • 国債利回りが急上昇するとの見方を否定-パニギルトゾグロウ氏

米金融当局がバランスシート圧縮を開始する計画を発表しても市場はほとんど反応しなかった。発表前に十分準備を整えた成果だという見方もあるがJPモルガン・チェースは同意しない。

  グローバル市場ストラテジストのニコラオス・パニギルトゾグロウ氏の調査は、米当局がテーパリングしても世界全体では中央銀行からの資金がまだ十分に供給されることを示した。市場が落ち着いているのはこのためと考えられる。

  同氏によると、米国とユーロ圏、日本、英国を合わせた中銀のバランスシートは向こう3、4年は拡大した水準にとどまり、量的緩和(QE)による世界の流動性は実際、2018年中はまだ増える見込みだという。

  同氏は米国のテーパリングで流動性が減り国債利回りが急上昇するとの見方を否定。「米国のバランスシート圧縮にもかかわらず、世界レベルでのQEの在庫効果は今後数年にわたり現在と同水準にとどまる公算が大きい」と25日のリポートに記した。

G4 Balance Sheets in Trillions - JPMorgan Chase & Co.

原題:JPMorgan Says Never Mind Taper, Global Liquidity Set to Increase(抜粋)

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