軟調な原油価格続く時期、終わり近い-トラフィギュラがAPPECで

  • 2019年までに世界市場が供給不足にも-ルコック氏
  • トラフィギュラは需要面で特にインドに対し強気

軟調な原油価格が続く時期は需要拡大と供給縮小で終わりを迎えつつある。独立系石油商社で世界3位のトラフィギュラ・グループが26日、こうした見方を示した。

  同社のグローバル・マーケット・リスク共同責任者ベン・ルコック氏はシンガポールでS&Pグローバル・プラッツが開催しているアジア太平洋石油会議(APPEC)で、世界市場は2019年までに供給不足に陥る可能性があると予想。世界で最も石油消費が伸びているインドを中心に需要は強含むとみる一方、供給は日量900万バレル減少する恐れもあるとの見方を示した。

  米銀シティグループの商品グローバル責任者も市場の逼迫(ひっぱく)が18年にも表面化する可能性があるとしたほか、英BPは力強い経済成長が石油消費を歴史的水準を大きく上回るレベルに押し上げていると指摘した。

  年に1度開催されるAPPECは一般的に今後1年の石油見通しを測るバロメーターとされている。

原題:Oil Trader Trafigura Heralds End of ‘Lower for Longer’ Crude Era(抜粋)

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