北朝鮮危機:米国は「4つか5つ」の解決策を検証-大統領補佐官

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  • 「その一部は他のものよりおぞましいものだ」とマクマスター氏
  • サンダース大統領報道官「われわれは北朝鮮に宣戦布告していない」

マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は25日、米国は北朝鮮危機を解決するためのシナリオとして4つか5つを検証したが、「その一部は他のものよりおぞましいものだ」と述べた。

北朝鮮の李外相

フォトグラファー:Jewel Samad / AFP via Getty Images

  マクマスター氏は北朝鮮の脅威が想定よりも「はるかに進行している」とし、国防総省は大統領には必要なら使用できる「強烈な武器」があると表明。しかし米当局者らは、トランプ大統領の国連演説での北朝鮮への警告を宣戦布告だとした北朝鮮の李容浩外相の発言を否定した。

  ホワイトハウスのサンダース大統領報道官はこの日、「われわれは北朝鮮に宣戦布告していない」とし、「率直に言って、この示唆はばかげている。朝鮮半島の平和的な非核化をわれわれは引き続き目指す」と語った。

  マクマスター氏は米シンクタンク、戦争研究所が主催したワシントンのイベントで、「問題を解決する『精密爆撃』は存在しない」と発言。「問題を解決できる軍事封鎖もない。われわれが望んでいることは戦争を回避することだが、戦争の可能性を考慮しないわけにはいかない」と述べた。

  同氏は、北朝鮮の地下深くに建設された核関連施設が米軍事攻撃に対してどの程度脆弱(ぜいじゃく)なのかについて、コメントを控えた。この脆弱性の分析はイラン核問題の包括的解決に向けた2015年の枠組み合意の前に行われていた。

  マクマスター氏はどの軍事選択肢も韓国国民を危険にさらす北朝鮮の反応を想定していると認めた上で、これは「われわれにとって最も重要だ」と述べた。

  さらに同氏は、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の初期の結果がようやく見え始めているとし、この規制を確実に順守することが中国の利益に最もかなうと指摘した。

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原題:U.S. Sees ‘Four or Five’ Ways to Resolve North Korean Crisis (1)(抜粋)

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