OPEC産原油、供給過剰より逼迫に備えた方がいい-米シティ

  • イラクなど一部の加盟国は能力の限界まで生産している可能性
  • 早ければ2018年に供給不足が表面化するかもしれない-モース氏

来年、石油輸出国機構(OPEC)による原油供給が過剰になると懸念している市場関係者は、不足に備えた方がいいとの見方を、米シティグループが示した。

  シティの商品担当世界責任者、エド・モース氏はインタビューで、OPECに加盟するリビアとナイジェリア、ベネズエラ、イラン、イラクの5カ国は今年、既に能力の限界まで原油を生産している可能性があると指摘。これらの国々による探査・開発向け投資の鈍化により、生産は急増するのではなく、早ければ2018年に市場逼迫(ひっぱく)のリスクがあるとの見方を示した。

  シンガポールで開催中の会議に出席したモース氏は「市場はOPECによる生産が劇的に増加すると懸念してきた」と説明。ただ、「供給不足になりかねず、市場の逼迫につながる可能性がある」と述べた。

原題:Citi Says Prepare More for Oil Squeeze Than an OPEC Supply Surge(抜粋)

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