関西3地銀統合、新名称は「関西みらいFG」-社長にりそなの菅氏

りそなホールディングス(HD)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)は26日、傘下地銀3行の経営統合で誕生する中間持ち株会社の名称を「関西みらいフィナンシャルグループ」に決めたと発表した。総資産は約11兆6000億円と、上位6位に入る大型地銀グループが誕生する。社長には主導権を握るりそなHDの菅哲哉代表執行役が就任する。

  両グループは今年3月、りそな系地銀の近畿大阪銀行(本店・大阪市)と三井住友系第二地銀の2行、関西アーバン銀行(同)、みなと銀行(本店・神戸市)を来年4月に経営統合することで基本合意していた。正式契約をした26日の発表によると、新会社の本店は現在のりそなHD大阪本社(大阪市)とし、りそなが51%程度を出資して連結子会社とする一方、三井住友も22ー26%程度の株式を保有し統合会社の経営に関与する。経営統合の一環としてりそなHDは、関西アーバン銀行に1株1503円で、みなと銀行には2233円で株式公開買い付け(TOB)を実施する。

  新会社は18年4月をめどに東京証券取引所に上場する計画で、個別に上場しているみなと銀、関西アーバン銀は上場を廃止する。傘下行は19年4月をめどに同じ大阪府内で営業圏が重複する近畿大阪銀と関西アーバン銀を統合、「関西みらい銀行」として発足する一方、みなと銀は存続させる意向だ。

  りそなHDの東和浩社長は大阪市内で開いた記者会見で、「新会社は上場会社としての独立性とりそなグループとしてのバランスを取っていく。関西地域金融として、営業面では自由闊達にやってほしいが、事務やシステム面はグループとして統合し一緒にやっていく」と話した。また、菅新社長は「りそなグループの信託機能、不動産機能はフルに活用しながら、地域の中で存在感を発揮していきたい」と語った。

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