メルケル首相の与党会派が鳩首協議、独連邦議会選挙は「悪夢の勝利」

ドイツではメルケル首相率いる与党会派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が24日実施された連邦議会選挙の結果を検証し始めた。与党は右派のポピュリスト政党「ドイツのための選択肢(AfD)」に多くの票を奪われた。

  CDU・CSUは25日に会合を開く。最大野党の社会民主党(SPD)も票を失いCDU・CSUの勝利となったものの、得票率は1949年以来の最悪だった。ドイツ紙ビルトは「首相の悪夢の勝利」と銘打った。

  2大政党が後退し反移民を掲げるAfDが躍進するという結果は、メルケル首相が主導した移民受け入れ政策への国民の反対を示す。SPDは「大連立」の不継続を決めたため、残る選択肢は自由民主党(FDP)および緑の党との3党連合となる。

  国政レベルでは前例のないこの3党連合を発足させたシュレスウィヒ・ホルシュタイン州のギュンター首相はCDUの会合前に記者団に、「安全保障や統合、難民政策など隔たりの大きい議題があり」3党連合が機能するかは「確実ではない」と述べた。

メルケル首相(9月24日、ベルリンで)

写真家:Krisztian Bocsi / Bloomberg

原題:Merkel’s Bloc Regroups After ‘Nightmare Victory’ in Germany(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE