NZ総選挙:国民党単独の過半数確保できず-小政党と連立模索へ

更新日時
  • 国民党は議会第1党を維持したものの過半数には届かず
  • 国民党も労働党も連立樹立にはNZファースト党の支持が必要

ニュージーランドで23日投開票が行われた総選挙は、いずれの政党も過半数を獲得することができなかった。与党・国民党を率いるイングリッシュ首相と最大野党の労働党のジャシンダ・アーダーン党首は、連立政権の樹立に向け反移民を掲げる小政党ニュージーランド・ファースト党の支持獲得を目指す。

  開票率99%の段階で、定数120に対し国民党は58議席(得票率46%)、労働党は45議席(同36%)を獲得した。NZファースト党は9議席(同7.5%)、緑の党は7議席(同5.8%)。

 

イングリッシュ首相

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

 イングリッシュ首相は、最大野党の労働党と同党と同盟関係にある小政党の緑の党を合わせた議席数よりも、国民党が多くを獲得し、次期政権樹立に向けて最も有力な位置にあると強調。近くNZファースト党と同党のウィンストン・ピーターズ党首と交渉を始めると表明した。一方、敗北宣言を拒否した労働党のアーダーン党首も、緑の党とともにピーターズ氏と協議して連立を模索する意向を示した。

  過去に国民党と労働党の両党と連携した経験があるNZファースト党のピーターズ党首は、どちらの党を支持するのか明言を避けた。同氏は支持者に対し、「われわれが鍵を握っている。これを無駄にすることはない」と発言。「すべてのニュージーランド国民にとって有益な判断を下す。それにはある程度時間がかかるだろう」と語った。

原題:New Zealand Election Ends in Stalemate as Parties Woo Kingmaker(抜粋)

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