醜いアヒルの子が突然引っ張りだこ-コメルツ銀に欧州中から秋波

欧州銀行業界で合併・買収(M&A)によって拡大しようと思う時、ドイツのコメルツ銀行が第1の選択肢ということはないだろう。2009年に政府救済を受けた同行は今も、競争の厳しいドイツの消費者向け銀行市場で収益確保に向け苦闘している。

  しかし、船舶ファイナンスの不良債権を抱え人員削減を進める同行に、突然欧州中から秋波が送られ始めた。イタリアのウニクレディトとフランスのBNPパリバはドイツ政府に接触し関心を表明したと関係者が述べている。

  金融危機後の事業再編、規制対応を経て欧州の銀行が再び買収を考え始めている状況がうかがわれる。事情に詳しい関係者によれば、ウニクレディトとBNPのほか、スウェーデンのノルデアなども関心を示している。

  そのほか、米投資会社のサーベラス・キャピタルは7月にコメルツ銀株5%の保有を開示しており、独政府に次ぐ第2の株主。

原題:From Ugly Duckling to En Vogue: Commerzbank Lures List of Buyers(抜粋)

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