外国人は思い違い、中国銀行システムは崩壊せず-元監査役ステント氏

  • ステント氏は中国2行で13年間、監査役として勤務した
  • 当局は資金投入に意欲的なため、中国の銀行は危機回避が可能-同氏

General Views of Pudong as PBOC Cash Withdrawals Seen Denting Sentiment

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の銀行の先行きを悲観的にみる外国人はひどい誤解をしている。中国の銀行2行で監査役会メンバーとして10年余りを過ごしたジェームズ・ステント氏が指摘した。

  ステント氏は香港でのインタビューで、中国当局は金融安定を確保するため問題が起きた場合に資金を投じることに意欲的であるため、中国の銀行は危機に陥るのを避けられると述べた。

  「米銀に勤務するある中国人バンカーが私に言ったように、『欧米では資金は問題のある場所から逃れるが、中国では問題を解決するために、資金が問題のある場所に流入する』」。ステント氏はこう述べた。同氏は中国の銀行システム内で働いた経験から得た教訓をまとめた著書をオックスフォード大学出版局から出している。

  流ちょうな標準中国語を話すステント氏は、アジアの商業銀行で通算40年余りを過ごした。そのうち中国民生銀行中国光大銀行では監査役会メンバーとして約13年勤務した。

原題:China Banking System Won’t Collapse, Ex-Bank Director Says (1)(抜粋)

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