米マテル、融資条件で譲歩獲得-トイザラスの破産法適用申請から2日

トイザラスが破産法適用申請

Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

玩具小売りチェーン米トイザラスが連邦破産法11条の適用を申請し小売業界に衝撃をもたらしてから2日後、玩具メーカーの米マテルは16億ドル(約1790億円)規模のクレジットライン(与信限度枠)について金融機関から一定の譲歩を引き出した。

  同社が20日付で提出した書類によると、7-9月(第3四半期)については、利益に対する負債額の割合を一定以下に保つ財務制限条項の適用を除外し、それ以降の四半期については同割合を引き上げるなど、条件を緩和する。

  「バービー」人形や「ホットウィール」のメーカーである同社は7月、売上高の減少と負債比率の上昇を理由にフィッチ・レーティングスとS&Pグローバル・レーティングによって格下げされていた。今回の条件緩和は事業の回復を目指す同社にとって追い風となる。

  マテルのトイザラスに対するエクスポージャーは年間売上高の約10%を占める。S&Pは19日、トイザラスからの支払いを早めに回収できなければ、マテルも利益やキャッシュフローの面で影響を被る可能性があると指摘したが、トイザラスによる破産法申請がマテルの格付けに影響することはないと説明した。

原題:Mattel Wins Loan Concessions in Toys ‘R’ Us Bankruptcy Aftermath(抜粋)

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