MUFG、カナダで資本市場業務の基盤構築目指す-トロントで増員へ

Signage for Mitsubishi UFJ Financial Group Inc. (MUFG)

Photographer: Tomohiro Ohsumi

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、カナダで資本市場業務の基盤構築を目指しており、来年の早い時期までにトロントで最大10人を採用する計画だ。

  カナダのコーポレート・バンキング業務責任者を務めるクレイグ・ガードナー氏はトロントの事務所でインタビューに応じ、「当社の戦略は、カナダの全てのディールでブックランナーやリードアレンジャーになることではないが、顧客にとって意味のある存在でありたい」と述べた。

  63年前にカナダに進出した同行は、証券業務ライセンスを昨年取得した後、資本市場分野への進出を急いでいる。MUFGはその後、カナダのコンビニ運営会社アリマンタシオン・クシュタール向けの買収資金調達を共同で主導したほか、電力会社フォーティスによる20億ドル(現行為替レートで約2200億円)の起債で共同ブックランナーを務めた。これらの取引や幾つかのカナダドル建てファイナンスを手掛けた結果、業務基盤を構築する十分な商機があると分かったとガードナー氏は説明した。

  ガードナー氏(51)によると、同行はカナダ証券事業を担当する最高経営責任者(CEO)や少数の営業担当者・トレーダー、補助スタッフを採用する計画。「債券資本市場と株式資本市場の両方をサポートできるよう投資を進める。その後、外国為替関連で十分な機能を整え、デリバティブ(金融派生商品)業務も整備するのが理想だ」とガードナー氏は語った。  

原題:MUFG Putting ‘Boots on the Ground’ in Canada Capital Markets Bid(抜粋)

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