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OPECなどの減産延長、ロシアやクウェートは慎重-22日に閣僚会合

  • 減産延長の具体的なタイミングを語るのはなお時期尚早だとロシア
  • 減産の実施状況を点検する共同閣僚監視委員会がウィーンで会合開く
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石油輸出国機構(OPEC)と非OPECの主要産油国は、減産合意の実施状況を点検する共同閣僚監視委員会(JMMC)の会合を22日にウィーンで開催する。原油の供給過剰解消のために次にどう動くかを巡り、各国は会合に先立ち異なるシグナルを発した。

  主要産油国による減産は成功の兆しがここ数カ月表れているが、来年3月末に協調減産が予定通り終了すれば、市場は来年再び供給過剰の状態に戻る恐れがある。

  ロシアのノバク・エネルギー相は21日にウィーンで記者団に対し、「延長の具体的なタイミングについて語るのはなお時期尚早だと現時点で誰もが考えている。合意の期限に近づけば、さらに議論することが可能になろう」と述べた。

  クウェートのマルズーク石油相がノバク・エネルギー相に同意する一方で、アルジェリアのギトウニ・エネルギー相は国営メディアに対し、この問題が協議されるだろうと発言。イラクのルアイビ石油相は、1%の追加減産を一部関係国が検討していることを19日に示唆したが、ノバク・エネルギー相は正式な提案は行われていないと発言した。

  原油価格の国際的な指標である北海原油代表油種ブレント相場は今週、終値ベースで2月以降最も高い水準に上昇しており、OPECおよび非OPEC主要産油国には従来の方針を維持する幾つかの理由が存在する。非公開情報であることを理由に出席者の1人が匿名を条件に語ったところでは、減産の順守状況を評価する合同専門委員会(JTC)が20日開かれたが、減産の拡大や期間の延長は討議されなかった。

  2人の出席者によれば、透明性を高めるために生産だけでなく輸出を対象とする非公式な監視を行うよう求めるサウジアラビアの要請を検討するようJTCは閣僚らに勧告した。

Bloomberg QuickTakeは、対抗勢力が勢いを増す状況でOPECが生き残れるか探る

(出所:Bloomberg)

原題:OPEC and Allies Gives Mixed Signals Over Further Action on Cuts(抜粋)

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