三菱UFJ銀、CIMB全株を680億円で売却-アジア戦略に変更ない

Bloomberg

三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱東京UFJ銀行は、マレーシアの総合金融、CIMBグループ・ホールディングスの全保有株を25億6000万リンギット(約680億円)で売却した。ブルームバーグが入手した資料で明らかになった。

  資料によると、売却価格は1株当たり6.2リンギットで19日の終値を4%下回る水準。ブルームバーグのデータによると、三菱東京UFJ銀はCIMBの発行済み株式の4.56%を保有する5番目に大きな株主だったが、売却により持ち分はゼロとなる。

  三菱東京UFJ銀は、1974年に前身行がCIMBの株を取得、2007年に持ち株比率を引き上げた。11年にはグループとして、東南アジアで証券、銀行、資産運用業務の拡大を狙いに、提携強化を発表していた。

  三菱東京UFJ銀行の広報担当、長光香奈氏は、今回の売却は資本効率を考えた戦略の一環であり、地域戦略に変更はないとコメント。株式売却後もCIMBは東南アジア諸国連合(ASEAN)地域における「事業上の提携パートナーとしての位置付けは変わらない」と述べた。

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