米ホリデーシーズン:小売売上高は伸び加速の見通し-消費者に余裕

今年の米ホリデーシーズンの小売売上高は伸びが加速する見通しだ。大統領選挙の大騒ぎの後だった昨年と比べ、消費者の財布のひもが緩むことが示唆された。

  米コンサルティング会社デロイトによれば、2017年11月-18年1月の小売売上高は前年同期比で最大4.5%増の1兆500万ドル(約117兆円)に達する可能性がある。昨年の伸び率は3.6%だった。季節調整済みの同データは自動車とガソリンの購入費用を含まない。

  デロイトのバイスチェアマン、ロッド・サイズ氏は、「消費者にはかなりの金銭的余裕がある。過去よりも若干多くの支出をしようとしている」と指摘した。

  デロイトの分析によれば、給与所得増や消費者信頼感の改善に加え、力強い労働市場が小売売上高の伸びを後押ししている。デロイトのシニア米国エコノミスト、ダニエル・バックマン氏は、昨年のホリデーシーズンが始まる時、可処分所得の伸び率は2%にとどまっていたが、今年は最大4.2%になる見込みだと説明した。

  ただ、デロイトのサイズ氏は、特にアマゾン・ドット・コムなどのオンライン小売会社との激しい競争により、従来の小売りチェーンが顧客を呼ぶ込むのはさらに難しくなるだろうと分析。11-1月のオンライン売上高は18-21%増加が見込まれるとした。昨年の伸びは14%だった。
  
原題:U.S. Holiday Sales Projected to Jump as Consumer Jitters Subside(抜粋)

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