MUFG、カナダ・ドル建て債発行に「強い関心」-検討中

Signage for Mitsubishi UFJ Financial Group Inc. (MUFG) is displayed outside a Bank of Tokyo.

Photographer: Tomohiro Ohsumi

三菱東京UFJ銀行カナダ支店のカナダ・コーポレート・バンキング責任者でマネジングディレクターのクレーグ・ガードナー氏は19日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がカナダ・ドル建て債(メープル債)発行に「強い関心」を抱いていることを明らかにした。

  ガードナー氏(51)は同支店トロント・オフィスでのインタビューで、「いわば検討中だ。われわれの規模は大幅に拡大し、資金源の多様化を検討すべきであり、それがメープル債に着目している理由だ」と説明した。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、海外企業が2017年に発行したカナダ・ドル建て債は計約116億カナダ・ドル(約1兆500億円)と、07年以来の高ペースとなっている。アップルやペプシコ、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)なども初のメープル債発行に踏み切った。

  近年はバンク・オブ・アメリカ(BofA)やウェルズ・ファーゴなどによる起債で、金融サービス業界がメープル債の発行体として最大の勢力となっており、MUFGが発行を決めれば、こうした動きに合流することになる。

  投資家が利回りや投資先の多様化を追求する中で発行体は今年、メープル債の競争的な価格設定に乗じている。ガードナー氏は「市場は今年に入って非常に活発化している。金利は極めて魅力的と見受けられる。われわれが動くとすれば、短期だろう」と語った。

原題:Mitsubishi UFJ Mulls Maple Bond Issue as Debt Market Swells(抜粋)

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