グーグルのAI開発責任者、マスク氏のAI脅威説を批判-会議で発言

Photographer: Balint Porneczi/Bloomberg

米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はAI(人工知能)に関して最も有名な予言者だ。同氏は最近、世界的なAI開発競争は第三次世界大戦を引き起こす「可能性の最も高い要因」だとするなど、公の場やツイッターで、AI技術のリスクについて繰り返し言及している。

  米グーグルやフェイスブックなどAI開発に注力する企業の研究者らは、こうした行動にいらだっている。アルファベット傘下グーグルでAI研究を担う責任者ジョン・ジャナンドレア氏は19日、サンフランシスコで行われたテッククランチ主催の会議で、マスク氏の名前こそ出さなかったものの、「このところ、AIを巡り根拠のない喧伝(けんでん)が極めて多い」と同氏を批判した。

  ジャナンドレア氏は、グーグルはAIの安全性や倫理性に投資してきているが、極端な懸念は行き過ぎだと強く主張するとして、「私はAIの黙示録など全く心配していない」と語った。

  マスク氏が一部支援する調査機関「OpenAI」の広報担当者はコメントを控えた。

原題:Google’s AI Boss Blasts Musk’s Scare Tactics on Machine Takeover(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE