人民元の中心レート、再び注目集める-中国中銀の意図を最も反映か

  • 自社モデルと実際の中心レートとの差が判断指標-SEBヨコタ氏
  • SEBは4-6月期に人民元相場に関して最も正確な予想を示した
Photographer: Tim Graham/Tim Graham/Getty Images

中国の為替政策を読み解くには毎営業日の人民元の中心レート設定に注目する必要があり、特に最近はそう言える。スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)のアジア戦略責任者、ショーン・ヨコタ氏がこうした見方を示した。

  SEBはブルームバーグのランキングで4-6月(第2四半期)に人民元相場予想が最も正確だった。ヨコタ氏は自身の推計モデルと実際の中心レートとの差が、中国人民銀行(中央銀行)の望む人民元の水準を示唆する適切な指標になっていると述べた。同氏のモデルは複数の主要為替レートのオーバーナイトでの変化に基づいているという。

  人民元の中心レートに対する注目は先週、大いに高まった。市場予想より元安水準での中心レート設定が4営業日続いたことで、他のアジア通貨をしのぐ元の大幅上昇に中国当局が不満を示しているとの観測が広がった。

  ヨコタ氏(シンガポール在勤)は「中心レートは人民銀の意図を示す最も重要な手段だ。当社はしばしば、中心レート設定とわれわれの内部モデルとの比較を使って取引のアイデアを得ている」と話した。

原題:Yuan Fix Is Back in the Spotlight as Traders Track PBOC Signals(抜粋)

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