アメリカン航空:格安会社との価格戦争継続へ-パーカーCEO
Mary Schlangenstein-
割引運賃と「必ず、確実に」互角に戦うとCEO
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発言後にアメリカン航空の株価は下げ幅拡大した


Photographer: Brendon Thorne/Bloomberg
Photographer: Brendon Thorne/Bloomberg
世界最大の航空会社、米アメリカン航空グループは、格安航空会社の割引運賃と「必ず、確実に」互角の戦いをすると、ダグ・パーカー最高経営責任者(CEO)が表明した。今夏に航空株の下落につながった運賃の価格戦争に終わりが見えないことが示唆された。

ダグ・パーカーCEO
写真家:Christopher Goodney / Bloomberg
19日の米株式市場でアメリカンの株価は前日比2.1%安の44.38ドルで終了。パーカーCEOの発言後に下げ幅が拡大した。今回の発言は同CEOの競合他社への対抗姿勢に関する長年の見解を再確認する形となり、航空運賃が引き続き圧力にさらされていることを示唆した。
パーカーCEOはテキサス州フォートワースでの会議で記者団に、「われわれは競争相手と互角の価格を設定する。これまでも常にそうしてきたし、これからも常にそうする」と述べた。
原題:American Air Keeps Price War Alive With Vow to Match Cheap Fares(抜粋)
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