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米フェデックス、通期利益予想引き下げ-サイバー攻撃で3億ドル打撃

  • 6月にサイバー攻撃を受けたTNT部門は一部手作業が必要に
  • ハリケーン「ハービー」や陸運部門が業績に重し-株価下落
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Photographer: Andrew Brookes/Getty Images/Cultura RF
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Photographer: Andrew Brookes/Getty Images/Cultura RF

米貨物輸送会社フェデックスは通期利益予想を下方修正した。6月に欧州のTNTエクスプレス部門がサイバー攻撃を受けたことに伴う3億ドル(約334億円)の影響を理由に挙げた。

  19日の発表資料によると、2018年5月通期1株利益は一部項目を除いたベースで12.80ドル以下にとどまる見通し。従来予想は最高14ドルで、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は13.10ドルだった。

  フェデックスが決算発表の中で世界的サイバー攻撃による財務への影響について詳細を示したのは今回が初めて。この攻撃を受けてTNTエクスプレスは一部取引について手作業を余儀なくされた。同社はまた、陸運部門が6-8月期の業績を圧迫したほか、メキシコ湾岸沿いに大洪水をもたらしたハリケーン「ハービー」の影響も受けたことも明らかにした。

  フェデックスの株価は通常取引終了後の時間外取引で一時1.4%安の212.90ドルを付けた。

  6-8月(第1四半期)の1株利益は2.51ドルに減少した。アナリスト予想平均は3ドルだった。6-8月期の売上高は4%増の153億ドルで、市場予想平均は153億5000万ドルだった。

原題:FedEx Cuts Profit View on $300 Million Hit From Cyberattack (1)(抜粋)

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