ECB、経済予測に注力する新組織設立-ドラギ総裁元顧問が主導

欧州中央銀行(ECB)で今年に入り経済スタッフのトップに任命されたフランク・スメッツ氏が、経済予測に注力する新たな組織を創設した。この経済予測は、政策委員会が決定を下す際の重要な材料になる。

  スメッツ氏はドラギ総裁の元チーフアドバイザーで、1月にECB経済局長に就任。報道官が18日述べたところによると、スメッツ氏直属の機関として予測・政策モデル課が新設され、同氏はこの責任者に調査総局のシニアアドバイザーを務めてきたギュンター・コーネン氏を指名した。

  ECB経済局は歴史的に、経済動向担当と金融政策担当の2つに分かれ、前者が四半期のマクロ経済予測を調整してきた。この2つの担当責任者はいずれも7月に局長に格上げされ、局長という肩書はスメッツ氏と同じだが、スメッツ氏の方が上のランクに位置づけられる。

  ECBは電子メールで配布した発表文で「新設の予測・政策モデル課は経済予測に情報データを供給する」とし、「経済予測は引き続き行内の複数の課から提出された情報データに基づいて作成される」と説明した。

原題:ECB Economics Head Creates New Hub for Policy Makers’ Forecasts(抜粋)

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