ドイツ:9月のZEW景況感、4カ月ぶり改善-ユーロ高の懸念後退

更新日時
  • 9月の期待指数は17に上昇、予想中央値は12
  • 銀行貸出と官民の投資活発化で景況感が強まる

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた独景況感指数は9月、4カ月ぶりに上昇した。ユーロ高が同国経済を圧迫するとの懸念が和らいだもようだ。

  ZEWが19日発表した9月のドイツ期待指数は17.0と、前月の10.0から上昇し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査中央値の12.0も上回った。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。

  ユーロは今年に入ってからドルに対し14%急伸した後、安定しつつある兆候を見せている。ユーロ高がドイツの輸出に重しとなっているものの、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は18日公表の月報で、国内経済は7-9月(第3四半期)も力強く拡大し続けるとの見通しを示した。

  ZEWのアヒム・バンハッハ所長は発表文で、景況感の改善は「2017年第2四半期の堅固な成長率と銀行貸出の急増、政府と民間の投資活動活発化が理由となっている公算が大きい」と指摘。さらに「最近のユーロ高を巡る懸念も今のところ脇へ追いやられている」と語った。

  9月のドイツの現状指数は87.9と、8月の86.7から改善。ユーロ圏期待指数は31.7と、8月の29.3から上昇した。

原題:German Investor Confidence Surges as Concerns Over Euro Fade(抜粋)

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