ポンド、急上昇にアナリスト大慌て-HSBCやMUFGが上方修正

今月に入り劇的な上昇に転じたポンドに取り残された格好となっていたアナリストらが、懸命に予想を追いつかせようとしている。

  イングランド銀行(英中央銀行)が数カ月内の利上げの可能性を示唆したことで先週のポンドは3%近く上昇、2009年以降で最高の週間パフォーマンスとなった。18日には一時1ポンド=1.36ドルに達したが、12月末の予想は中央値でまだ1.29ドルと出遅れている。

  HSBCホールディングスとビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)、三菱UFJフィナンシャル・グループはいずれも14日の中銀発表以降にポンド予想を上方修正した。モルガン・スタンレーは18日に、予想を見直す公算が大きいと明らかにした。

  市場は11月の利上げ確率73%を織り込み、2018年11月までに2回の利上げがあることを100%織り込んだ。

  HSBCのストラテジスト、デービッド・ブルーム氏は「緩和的な金融政策からの脱却を急ぐG10通貨の中央銀行の一つとなることに、イングランド銀行が予想外の意欲を見せたことがポンド高を加速させた」と指摘した。同氏は年末の予想を1.35ドルと、従来の1.20ドルから引き上げた。

原題:Pound Forecasters Catch Up With Rally as BOE Boosts Bulls(抜粋)

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