ヘッジファンドのパイン・リバー、マスターファンド清算へ-関係者

米ヘッジファンド会社のパイン・リバー・キャピタル・マネジメントはマスターファンドを清算する。顧客からの償還請求が相次ぎ運用資産が3億ドル(約330億円)を割り込んだと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  2002年に運用を開始した同ファンドは、直近の償還スケジュール前は約10億ドルを運用していた。今回の資金流出で運用資産全体に対する非流動資産の割合が高まるため、運用者らはこれらの投資を分離し「サイドポケット」と呼ばれる別勘定に置くことを検討したと、関係者らが非公開情報だとして匿名を条件に述べた。この計画は投資家の承認を得たものの、運用者らは結局、清算を決めたという。

  パイン・リバーの広報担当者はコメントを控えた。投資家向け文書によると、マルチ戦略のマスターファンドの成績は今年1-8月がプラス1.7%。16年は1%未満のプラスにとどまり、15年はマイナス2.75%と低迷している。

原題:Pine River Is Said to Close Master Fund Amid Plunge in Assets(抜粋)

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