米国はパリ協定残留も、「公平でバランス取れた」妥協なら-国務長官

  • トランプ政権の立場は変わっていないとCBSの番組で説明
  • 米国の立場はコーン国家経済会議委員長が主導-ティラーソン氏

President Trump To Order Withdrawal From Paris Climate Accord

ティラーソン米国務長官は気候変動に関する国際的枠組みである「パリ協定」に対する米政権の立場は変わっておらず、「公平でバランスの取れた」妥協点を見いだせるなら協定に残留する可能性があると述べた。

  ティラーソン長官は17日放送の米CBS番組「フェース・ザ・ネーション」で、「トランプ大統領は正当な条件下でなら、依然として困難なこの問題で他国・地域と引き続き連携できる条件を見いだすことに前向きだと述べた」と発言。米国の立場はコーン国家経済会議(NEC)委員長が「主導し発展させている」と述べた。

  欧州連合(EU)の欧州委員会のアリアスカニェテ委員(気候変動・エネルギー)は16日、気候変動に関する会議が開かれたカナダのモントリオールでのインタビューで、米国はパリ協定から完全に離脱してその後に再交渉を試みるのでなく、協定内に残ったままあらためて関与することを望んでいると示唆したとコメント。ホワイトハウスは直ちに否定していた。

  同会議に出席した米代表団は、コーン氏を補佐するアイゼンスタット大統領副補佐官(国際経済担当)が率いた。

パリ協定からの離脱を発表するトランプ大統領(2017年6月1日)

写真:Andrew Harrer / Bloomberg

原題:U.S. Says Climate Pact Position Unwavering as Cohn Hones Stance(抜粋)

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