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ECBが債券の再投資強調を検討、QE縮小の影響緩和狙う-関係者

欧州中央銀行(ECB)は保有債券の償還で得られる資金について、月平均150億ユーロ(約2兆円)の再投資を来年続けていくと見込んでいる。事情に詳しい関係者が明らかにした。償還資金の再投資は量的緩和縮小の影響を緩和する可能性がある。

  非公開の協議であることから匿名を条件に語った関係者によると、ECB金融政策委員会が先週開催された政策委員会にこの見積もりを提示した。再投資は長らくECBの政策の一部であり続けているが、市場でその存在が軽視されていることを政策委員らは危惧していると、関係者の3人が述べた。ECBの報道担当はコメントを控えた。

  再投資を強調することで、政策担当者は債券買い入れ縮小を発表した際の市場の否定的な反応を抑制することができるかもしれない。例えば、ECBが債券買い入れの月額を現行の600億ユーロから300億ユーロに減らすことで合意したとしても、再投資を考慮すると実際の買い入れ額は合計450億ユーロ程度になる。

  関係者3人によると、来年の債券買い入れ計画公表と併せて再投資の具体的な額を明らかにするかは未決定で、再投資の際に銘柄や期限を一致させるかについてもまだ合意されていない。

原題:ECB Is Said to See Bond Reinvestments as Key to Easing QE Blow(抜粋)

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