逆張りヘンドリー氏、15年続けたヘッジファンド清算-成績落ち込む

  • ヘンドリー氏の「エクレクティカ」は今年マイナス9.4%リターン
  • 中国や米欧銀に対する弱気スタンスで注目を集めてきた

挑発的な言葉とコントラリアン(逆張り投資家)的な見方で知られるヘッジファンド運用者ヒュー・ヘンドリー氏が、自身のファンド運営会社エクレクティカ・アセット・マネジメントを解散する。15年間続けてきたが、ここへきて運用成績が低迷した。

  ブルームバーグが確認した投資家向け書簡でヘンドリー氏(48)は、「こんな風になるはずではなかった」と悔しさをにじませた。自身のファンドが「短期的にトランプ米大統領が引き起こす大混乱と朝鮮半島の核に関する連日の報道に強い相関を示すようになってきた」と説明した。

  書簡によると、同氏の主要ファンド「エクレクティカ」は今年に入って8月末までのリターンがマイナス9.4%と低迷している。

  スコットランド出身のヘンドリー氏は金融危機時に米欧の銀行に弱気スタンスで臨み、2008年にプラス31%のリターンを計上した。09年には中国に対する弱気な見方で注目を集めた。同氏は中国の複数の都市を訪れ、入居者のいないオフィスビルなどをビデオで撮影し、ユーチューブ上で紹介した。その後は中国に対して強気な見方に転じた。
 
原題:Hugh Hendry Closes Hedge Fund After 15 Years as Losses Mount (2)(抜粋)

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