米GM:中国販売好調もEVでは出遅れ-政府方針の詳細決定待ち

  • 中国当局の要件を満たすためEV販売拡大が必要
  • 8月の中国販売は同月過去最高、昨年のEV販売は20台足らず

米ゼネラル・モーターズ(GM)は同社最大の市場である中国で年間数百万台の乗用車を販売している。ただ、メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)が電気自動車(EV)の販売を増やす方法を見つけられなければ、かえってそれが問題となりかねない。

  GMの8月の中国販売は「ビュイック」や「キャデラック」「宝駿」ブランドの好調で同月としての過去最高を記録。一方、同国でのプラグインハイブリッド車(PHV)や電池式EVの販売台数は昨年全体で20台に届いていない。競合するドイツのフォルクスワーゲン(VW)や米フォード・モーターがEV生産で現地の自動車メーカーと提携する中、GMは模様眺めをしている。

  バーラCEOの下でGMは独自路線を選び、化石燃料車の製造・販売を禁止する中国の方針を巡り自動車各社がEV販売拡大かペナルティー支払いを余儀なくされる要件について当局の最終決定を待っている。フォードとVWは安徽衆泰汽車、安徽江淮汽車とそれぞれ提携することで自社の生産ラインを一から構築することを回避できたが、GMはそうした近道をしていない。

  GMは中国で2020年までにPHVや電池式EVを含めた新エネルギー車10種をそろえ、「ビュイック」や「キャデラック」「シボレー」ブランドを合わせた年間販売台数を15万台とする計画。25年までに年間販売50万台の達成を目標に掲げている。

電気自動車へのシフト加速か-中国もガソリン車販売禁止へ     

原題:GM’s Record Deliveries in China Mask Muted Electric-Car Sales(抜粋)

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