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都心新築マンションから消える駐車場、カーシェア普及で

Commercial and residential buildings stand in Tokyo, Japan

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Bloomberg
首都圏マンションの駐車場設置率推移(17年は1-6月)
Commercial and residential buildings stand in Tokyo, Japan
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  都心の新築分譲マンションから「駐車場」が消えつつある。マンション価格の上昇に加えて都内ではカーシェアリングの普及などで車を常に必要としない生活が一般的になり、駐車場設置率は低下の一途をたどっている。

  不動産経済研究所の調査によると、新築分譲マンションの駐車場設置率は2017年上期(1-6月)は都下(23区外のエリア)で46.5%と初めて5割を下回った。首都圏(東京、千葉、神奈川、埼玉)全体で42.2%だったのに対し、東京都区部は29.5%と都市部ほど設置率は低い傾向にある。駐車場設置率はマンションの発売戸数に対する駐車場台数の比率。3エリアともリーマンショック前の07年がピークで都下では82.2%、都区部でも56%の物件に駐車場があった。

  駐車場設置率の低下の理由には、地価や建設資材の値上がりで新築マンション価格が上昇していることなどがある。同研究所は車の購入代金を住宅ローンの返済に充てたいとする世帯が増えていると分析する。また、必要なときに車を使えるカーシェアリングが普及していることも駐車場設置率の低下につながっているとしている。

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