英中銀ついに利上げ到来か-過半数が数カ月内見込む、カーニー総裁も

英イングランド銀行(中央銀行)は利上げの用意がついにできたのかもしれない。

  カーニー総裁は2014年と15年にも利上げをほのめかしたが、実現せずに終わった。だが今回は金融政策委員会(MPC)内で、金融緩和の解除が近く必要になるとの考えに傾きつつあるメンバーが増えている。この状況を見て、投資家は次回会合が開かれる11月にも行動があるとの想定に切り替え、ポジション調整を急いだ。

  カーニー総裁は14日のMPC終了後、自分も近く金融緩和の縮小が必要になると考えたMPC内の過半数の1人だったと明らかにした。英経済は欧州連合(EU)離脱という不透明感の下にあるものの、インフレは加速、労働市場は逼迫(ひっぱく)が続く。ある時点で、これらは政策担当者が求めている賃金の上昇加速を促すはずだ。

  今回のMPC会合の議事録によると、9人のメンバーの過半数は景気が想定通りの展開をたどる場合、「インフレを持続的に目標水準に戻すため、今後数カ月で金融緩和措置の一部解除が適切となる公算が大きい」との見方を示した。

原題:Carney’s Long-Awaited BOE Rate Increase May Finally Arrive(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE