英国のメイ首相は、欧州連合(EU)離脱について英国の方針を加盟国に説明するため、イタリアの古都フィレンツェを訪れる。離脱を機に金融規制を緩めることはしないと各国を安心させることを図る。

  首相府は13日、メイ首相が22日にフィレンツェで演説することを明らかにした。離脱後もEUと緊密に協力できると訴える。ハモンド財務相は、将来の金融市場監督に関するEU側の懸念を理解しており、それを和らげることに努めると述べている。

  スラック首相府報道官は記者団に対し、「歴史的に貿易力で知られるフィレンツェと英国には何世紀にもわたる深い文化的・経済的なつながりがある。EU離脱後も英国はこうした緊密な関係を維持するだろう。首相が多くの場で言明しているように、英国はEUを離れるが欧州を去るわけはない」と説明。

  今回の演説は8、9月に公表した一連の政策方針文書をまとめ「これまでの離脱交渉」について説明する機会だと述べた。

原題:May to Woo EU in Florence as U.K. Begins Brexit Charm Offensive(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE