TOPIX上昇の流れに逆らう外国人投資家、売りスタンス継続

Bloomberg

TOPIXは約2年ぶりの高値を回復したが、海外投資家は上昇が続くか固唾(かたず)を飲んで見守ってはいない。

  財務省が14日発表した対外対内証券売買契約等の状況によると、9月1週(3-9日)の非居住者による対内株式投資は6446億円の売り越しだった。7週連続の売り越しで、規模は6カ月ぶりの大きさ。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の芳賀沼千里チーフストラテジストらは13日付リポートで、海外勢の日本株売りの背景として、ことしは米国などで年金資金が株式の売り主体となり、債券投資を拡大していると指摘。世界的に株式運用でアクティブ運用からインデックス運用への資金シフトが起きている上、世界の中で日本株の存在感が小さくなったこともあるだろうと分析した。

  もっとも、日本株について芳賀沼氏らは、短期的に国際政治や為替市場の動向に注意するものの、業績改善の持続性を評価して年末に向け上昇するシナリオを想定。向こう半年程度は海外勢が再び買い主体になる可能性があるとみている。

原題:Foreign Investors Defy Topix Gains With Continued Stock Selling(抜粋)

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