トランプ米大統領は幼少時に親に連れられ米国に不法入国した移民100万人近くを強制送還から守るための法案に関して、議会民主党指導部との合意に近づいていると述べた。トランプ氏は選挙運動中、こうした移民の在留を認める措置(DACA)について、大統領就任の初日に撤廃させると公約していた。

  トランプ氏は14日、DACA復活の合意にはメキシコ国境の壁建設費用は含まれないとも話した。DACAはオバマ前政権が導入した。

  トランプ氏はハリケーンの被害に見舞われたフロリダ州訪問に出発する際、記者団に「DACAに関する計画に取り組んでいる。人々はそれを望んでいる」と発言。「80万人の若者がここに連れて来られたが、彼ら自身に責任はない。われわれはこのプランをまとめようと取り組んでいる」とし、この計画には「大規模な国境警備」が含まれるが、同氏が公約していた壁の建設費用は「後回しになる」と述べた。

  トランプ氏は13日にホワイトハウスで、民主党のシューマー上院院内総務およびペロシ下院院内総務と夕食、民主党側は大統領と暫定合意に達したと明らかにした。その後大統領が発した数々の発言に矛盾があることも影響し、具体的に何が合意されたのか明確ではなく、共和党は困惑している。

原題:Trump and Democrats Near Another Deal, This Time on Immigrants(抜粋)

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