サウジアラビアは国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)について、数カ月遅らせて2019年とする可能性に備え緊急計画を策定している。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  同関係者によると、サウジ政府は依然として来年後半のIPOを目指しているものの、日程は一段と厳しくなっている。内部での協議を理由に匿名を条件に語った。

  アラムコは発表文で、IPOについて「依然として順調だ。IPOのプロセスは順調に進行中で、IPO関連作業全てを極めて高い基準で予定通り完了させることに引き続き集中している」と説明したが、具体的な時間枠は示さなかった。当局者は以前、最も可能性の高い日程は来年後半だとしていた。

  IPOを巡っては複数の重要な決定がまだ下されていない。サウジはアラムコが国内証券取引所以外ではどこに株式を上場させるかまだ明かしておらず、リヤドで大規模な投資会議を開催する10月後半まで公表しない可能性もある。海外上場先はロンドンかニューヨークの公算が大きいものの、選定の遅れでその他の準備作業にも影響が出ている。

原題:Saudis Are Said to Prepare for Possible Aramco IPO Delay to 2019(抜粋)

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