UBSグループは銀行がリサーチの代金を顧客に請求することを義務付ける欧州連合(EU)の新規則導入後に銀行が値下げ競争に走り、利益が圧迫されると見込んでいる。

  EUの金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)は来年1月に施行される。投資銀行部門責任者のアンドレア・オーセル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューでその影響について、「厳しいものになり難しい1年になるだろう」と語った。「誰もが複数のシナリオをシミュレートしてみたと言うが、投資銀行側でも顧客側でも答えが分かったと言う者はいないと思う」と述べた。

  MiFID2のほかにオーセル氏が苦慮しているのは英国の欧州連合(EU)離脱後に職を移すEU内拠点。現在はまだフランクフルトやアムステルダム、マドリードを検討中の段階。移転先によっては「もっと望ましいところへ移転する他の銀行に移る人間も出るかもしれない」と同氏は語った。

原題:UBS’s Orcel Sees Rocky 2018 For Banks’ Profit as MiFID Kicks In(抜粋)

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