中国人民銀行(中央銀行)が毎営業日設定している人民元の中心レートに再び注目が集まっている。

  人民銀は13日、中心レートを3営業日連続で市場予想よりも低く設定。為替フォワード取引に対する準備金の預け入れ要件の撤廃もあり、本土の人民元相場が7日までの3カ月間でドルに対して4%超上昇したことを受け中国当局が元高を抑制しようとしているとの見方が広がりつつある。

  DBSグループ・ホールディングスの香港在勤エコノミスト、ネイサン・チョウ氏は「人民銀は比較的安定した人民元をなお望んでいる」と指摘。「中銀が中心レートを引き上げたり引き下げたりしても、そのペースは秩序を伴う段階的な形でコントロールする必要がある。来月開かれる共産党大会を前に、大幅な変更やサプライズはないだろうというのが市場の見方だ」と述べた。

原題:PBOC’s Yuan Fixing Takes Center Stage After Series of Surprises(抜粋)

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