ジュリアン・ロバートソン氏:米FANG銘柄は割安、市場全体は割高

  • ネットフリックスは「魅力的」、フェイスブック株を長期保有
  • 「市場全体は歴史的な基準ではかなり高い」と12日の会議で発言

Amazon

Bloomberg

伝説的なヘッジファンド投資家のジュリアン・ロバートソン氏は、フェイスブックとアマゾン、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットのいわゆる「FANG」銘柄は割安だが、市場全体はそうではないと述べた。

  ロバートソン氏(85)は12日、ニューヨークで開催されたCNBCインスティチューショナル・インベスター・デリバリング・アルファ・コンファレンスで、「現在のアップルやフェイスブック、グーグルの株価は、60年代や70年代、80年代に取引されていれば推移していたであろう水準よりも割安だ」と語った。

  フェイスブック株に長期投資している同氏は、アップルとネットフリックスが魅力的だと述べた。「ネットフリックスは私にとって魅力的だ。本当に優れた人が経営しているためで、私は同銘柄を気に入っている」と指摘し、「ネットフリックスが好きではないということは、サンタクロースを嫌いだと言っているようなものだ」と述べた。ロバートソン氏は1980年にタイガー・マネジメントを設立し、業界最大級のヘッジファンドに成長させた。

  一方、株式市場については「市場全体は歴史的な基準ではかなり高い」と分析。「金利が非常に低いので、美術品や不動産以外には投資資金が競って向かう先がない。金利が上昇し始め、投資家にとって債券の魅力が高まれば、市場は影響を受けるだろう」と述べた。

  また、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長については、「しばらく」留任を要請されるとの見通しを示したが、それ以上具体的に語らなかった。同議長は来年2月に任期満了となる。

原題:Julian Robertson Says FANG Stocks Aren’t Too Rich, the Market Is(抜粋)

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