チャノス氏:アリババ株の空売りから取りあえず「卒業」-CNBC

Signage for Alibaba Group Holding Ltd.

Photographer: Justin Chin

空売り投資家として知られるジム・チャノス氏は少なくとも今のところ、中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの株価下落に賭ける取引をやめている。

  ヘッジファンド運用会社キニコス・アソシエーツの創業者であるチャノス氏は12日、米経済専門局CNBCのインタビューでアリババ株について、「1月にショートカバーを入れた」と発言。「同社の会計慣行には依然として問題があるが、取りあえずわれわれは次に進んだ」と述べた。

  同氏は今年に入り法律事務所サリバン・アンド・クロムウェルのパートナーだったジェイ・クレイトン氏が米証券取引委員会(SEC)の委員長に指名された時に、アリババに関する見方が変わったと指摘。クレイトン氏はアリババを顧客に抱えており、同社が2014年に実施した250億ドル(現在のレートで約2兆7500億円)規模の新規株式公開(IPO)に携わった。

  01年の米エネルギー取引会社エンロンの破綻を見通したチャノス氏は、会計慣行や情報開示を巡る懸念を背景に15年11月以来アリババ株を空売りしてきた。その後、米上場のアリババ株は2倍余り上昇。特に今年に入ってからの上げが目立っている。

原題:Jim Chanos Says He’s ‘Moved On’ From His Bet Against Alibaba(抜粋)

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