米労働省が13日発表した8月の米生産者物価指数(PPI)は前月比で上昇した。エネルギーコストが1月以来の大幅な伸びとなったことが反映された。一方でインフレの基調は抑制された状況が続いている。

生産者物価指数のハイライト(8月)

  • 生産者物価指数は前月比0.2%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.3%上昇。前月は0.1%低下
  • PPIは前年比では2.4%上昇。前月は1.9%上昇
  • 食品とエネルギーを除くPPIコア指数は前月比0.1%上昇、前年比では2%上昇

  PPIの前月比での伸びのうち、約4分の3に財部門が寄与。ガソリンが9.5%急上昇したことやジェット燃料コストが09年以降で最大の伸びとなったことが反映された。

  食品とエネルギー、商業サービスを除いたベースのPPIは前月比0.2%上昇(前月は横ばい)。前年比では1.9%の上昇で、前月と同率の伸び。

  項目別に見ると、エネルギー価格が前月比3.3%上昇と、1月以来の大幅な伸び。一方、食品は前月比1.3%低下と、15年2月以降で最大のマイナスとなった。

  食品やエネルギーなど財部門のPPIは前月比0.5%上昇(前月は0.1%低下)。サービス部門は0.1%上昇。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)が年間2%のインフレ目標の基準とするPCE価格指数の算出に使われるヘルスケアサービスのコストは、季節調整前ベースで前月比0.3%上昇した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Wholesale Prices in U.S. Increase on Jump in Energy Costs (1)(抜粋)

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