石油輸出国機構(OPEC)は、来年のOPEC産原油の需要見通しを引き上げた。世界原油需要見通しも上方修正した。

   OPECは12日公表した月報で、2018年の加盟国産原油に対する需要予測を日量40万バレル引き上げ、日量3280万バレルとした。欧州と中国の需要見通し増加が背景にある。ただ、見込まれた需要は8月のOPEC産油量とほぼ一致するため、世界市場での来年の需給均衡を目指す場合、現行の減産措置を解除することはできないことになる。

  2015ー18年の世界原油需要見通しも上方修正。18年の引き上げ幅が最も大きく、前回見通しから日量40万バレル上積みし同9810万バレルになるとした。この結果、18年の世界原油需要は今年に比べ日量135万バレル伸びると予想。一方、OPEC非加盟国の同年の産油量についてはロシアとカザフスタンの生産見通し低下により予想を引き下げた。

  OPEC加盟国の8月の供給量は7万9100バレル減の日量3275万5000バレル。リビアで生産が落ち込んだ。

原題:OPEC Increases Global Oil Demand Forecasts on Europe, China(抜粋)

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