ゴールドマン大安売り、新スマートベータETFの手数料わずか9bp

Goldman Sachs Group Inc. signage

Photographer: Jin Lee/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループは安売りとは縁遠いイメージだが、上場投資信託(ETF)についてはただ同然で提供したりする。

  同社の資産運用部門が提供するスマートベータETFの幾つかは業界最安値。中でも、大型株に投資する新ファンドは預かり資産のわずか9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の手数料しか取らない。11日の届け出資料から分かった。同ファンドは全銘柄同じ配分の大型株のバスケットに投資する。9bpの手数料は、ステート・ストリートのS&P500ETFトラスト(SPY)など同様のイコールウエートETFのどれよりも安い。

  ETF事業の成功は、手数料で最低水準を目指す競争が鍵を握っている。ブラックロックやバンガード・グループなど大手が低コスト商品で顧客を引き付けてきた。ただ手数料の安いファンドの大半は運営コストも安い「プレーンバニラ」のファンドだった。これに対しゴールドマンは、より複雑なスマートベータ商品に低価格競争を持ち込もうとしている。スマートベータは時価総額でウエート付けした指数に連動するのではなく、他のファクターに基づいて投資する。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は「ゴールドマンはスマートベータ界のバンガードになることを決意し、どこよりも低い手数料を設定した。その理由は、投資家が価格に反応するからだ。投資家は単に価格に留意するのではなく価格に取りつかれている」と話した。

原題:How Low Can They Go? Goldman Cuts Smart-Beta Fees to a New Level(抜粋)

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