ドル・円は109円台前半、北朝鮮リスク見極めムード根強く残る

Japanese 10,000 yen banknotes and U.S. one-hundred dollar banknotes

Photographer: Yuriko Nakao/Bloomberg

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台前半と、前日のニューヨーク時間取引の終盤の水準近辺で推移している。日本時間早朝に国連安全保障理事会で米国が提出した北朝鮮制裁強化決議を全会一致で採択した後も小幅な値動きにとどまっており、地政学リスクを見極める雰囲気が根強く残っている。

  12日午前7時58分現在のドル・円は109円26銭。国連安保理での北朝鮮制裁決議案の採択前に109円46銭からやや値を切り下げたが、下値は109円24銭と限定的になっている。  

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の吉利重毅外国為替・コモディティー営業部長は、「ドル・円は国連安保理での制裁決議採択を受けて北朝鮮がミサイルを試射した場合に下落する可能性はあるが、下値は109円前後は支えられやすいのではないか」と指摘。「東京時間では再び109円半ばを試す可能性はあるものの、110円は重そう」と述べた。  

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