今年の米ドル安、海外経済の好調を反映-ルネサンスのダッタ氏

U.S. 20-dollar notes

Bloomberg

今年に入ってのドル安の理由を解く鍵として、ルネサンス・マクロ・リサーチの米経済担当責任者、ニール・ダッタ氏は各国経済の成長率見通しを比べてみるよう勧める。

  ダッタ氏は11日の顧客向けリポートで、「成長率見通しの変化は為替相場の重要な原動力だ。ブルームバーグによれば、2017年の国内総生産(GDP)見通しの上方修正が一段と大きかった国々に対して、ドルは一層下落する傾向にある」と指摘した。

ルネサンス・マクロ・リサーチ

  米経済の成長率見通しは年率で2.1-2.3%の極めて小さなレンジで推移しており、ダッタ氏はドル安について、「一段と力強い海外での成長の関数となっている」と結論付けた。

  ダッタ氏はこのことで、米経済と市場に特筆すべき三つの意味合いがあるとする。まず、米貿易赤字幅の縮小が挙げられ、次に製造業のうち特に海外志向の強い米企業の利益が押し上げられる点が考えられる。最後に、消費者物価のコア指数に遅れた形で上昇効果が見込まれるという。

原題:Dollar’s Weakness Is a Good-News Story About Global Growth(抜粋)

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