資本規制は正当かつ有効-G20の見方を中国の成功が裏付け

Chinese RMB banknotes

Photographer: Zhang Peng/LightRocket via Getty Images

中国当局は「任務完了」と宣言することに慎重なのかもしれないが、中国が人民元弱気派をにらみ倒し、元安進行と元切り下げ観測を抑制するのに成功したとの見方に異論を唱えるのは難しい。

  元安に歯止めをかける上で大きな役割を果たしたのが資本規制だ。中国は通貨デリバティブ(金融派生商品)の準備金要件から海外での企業の合併・買収(M&A)に対する審査強化に至るさまざまな資本流出対策を講じた。

  アジア通貨危機への対応で資本規制を導入したマレーシアが批判されてから20年。主要20カ国・地域(G20)は金融市場で破壊的な行き過ぎを回避する上で資本規制に正当な役割があるとの認識を示しており、中国が資本規制がうまくいったことはこうした見方をさらに強める可能性がある。

原題:China Shows Capital Controls Might Be a Good Idea After All(抜粋)

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