米MIT寄付基金、17年度の運用成績はプラス14.3%-資産約1.6兆円

  • 6月末までの1年間で基金の運用資産額は12.1%増加
  • 17年度は多くの寄付基金のリターンが2桁台のプラスとなる見通し

MIT

Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

世界で最も資金が潤沢な教育機関の1つである米マサチューセッツ工科大学(MIT)の寄付基金の2017年度(16年7月-17年6月)のリターンはプラス14.3%となり、運用資産額は148億ドル(約1兆6000億円)に達した。

  8日の発表資料によると、MITの投資運用会社は寄付金と退職金、運転資金(合計233億ドル)を管理・運用している。エール大学寄付基金のデービッド・スウェンセン最高投資責任者(CIO)の下で経験を積んだセス・アレクサンダー氏が投資運用会社の社長を務めている。

  株式市場の強さを背景に多くの寄付基金のリターンが2桁台のプラスとなり、平均でマイナスだった1年前から回復する見通しだ。MITの寄付基金の前年度の運用成績はプラス0.8%だった。

  ウィルシャー・トラスト・ユニバース・コンパリソン・サービスによれば、運用資産が5億ドルを上回る大学寄付基金の17年度の運用成績の中央値はプラス13.3%。この間のS&P500種株価指数のリターンはプラス18%だった。

  ブルームバーグの集計データによると、MIT寄付基金の規模は米高等教育機関で6位。6月末までの1年間で基金の運用資産額は12.1%増加した。

原題:MIT’s Endowment Gains 14.3% as Value Climbs to $15 Billion (1)(抜粋)

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