中国の8月の生産者物価指数(PPI)は12カ月連続で上昇。国内需要が引き続き堅調な一方、政府は工業の過剰生産能力の削減を続けている。消費者物価指数(CPI)も伸び率が加速した。

  国家統計局が9日発表した8月のPPIは前年同月比6.3%上昇。ブルームバーグが調査した市場予想は5.7%上昇、7月は5.5%上昇だった。8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.8%上昇。7月は1.4%上昇。

  世界の金属相場は8月に急伸。中国政府の改革で供給に支障が出る恐れがある中で、力強い投資と建設で同国の需要が支えられている。

  コメルツ銀行のエコノミスト、周浩氏(シンガポール在勤)は「インフレ率が予見可能な将来に大幅上昇する可能性は少ないが、市場は中国経済が直面するインフレ圧力を過少評価している」と指摘した。

  国家統計局は声明で、消費者物価上昇率の先月からの加速について、暑さと降雨で卵が16.2%、野菜が8.5%値上がりしたことが主な要因だと述べた。

原題:China’s Factory, Consumer Inflation Pick Up, Exceeding Estimates(抜粋)

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